次は改行の仕組みについて説明します。 あ、あと表示不具合が起こる前(実際の内部仕様)を基準に説明していますのでその辺はご理解願います。 まず、1行にはスペース込みで15.5文字分の幅まで表示できます。 この「.5」の小数点というのは、「?」とか「!」とか半スペースといった、0.5文字分の幅の文字を使った時に出てきます。 で、グラフィティ全体では78文字まで表示することができます。 これについては「?」とか「!」とか半スペースも1文字として扱われます。 で、1単語で15.5文字分の幅を越えた単語に関しては、 15.5文字分の幅を超えた残りの文字が次の行に段落なしで改行されます。 しかし、複数単語+スペース込みで16文字分の幅を越える場合、 越える部分にある単語の直前のスペースから次の行に改行されます。 この場合、表示上は段落ができているように見える訳です。 ちなみに半スペースは「0.5文字分の幅の文字」として扱われています。 とりあえず、前者の改行方法を「強制改行」、後者の改行方法を「自動改行」と呼ぶことにします。 ……今、何も疑問持たずにそのまま次行こうとした人はいませんか? 「複数単語+スペース込みで丁度16文字分の幅になった場合」の説明が抜けているのに気付いた方は注意力のある方です。 で、この場合なのですが、16文字目分の所の文字が自動改行されずに強制改行されます。 これ以降はいろいろと具体例で説明した方がわかりそうなのでとりあえず、強制改行と自動改行の例を紹介します。 (例1)「ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ」→ ABCDEFGHIJKLMNO PQRSTUVWXYZ (例2)「ABCDEFG HIJKLM NOPQRS TUVWXYZ」→ ABCDEFG HIJKLM NOPQRS TUVWXYZ 例1は強制改行例です。少し上の表示可能文字で書いたのと同じです。 例2は自動改行例です。「H」の前のスペースで改行されず、「N」の前のスペースで改行されているのがミソ。 (例3)「ABCDEFG HIJKLMNO」→ ABCDEFG HIJKLMN O 例3は「複数単語+スペース込みで丁度16文字分になった場合」です。 こんな感じで、一番最後の「O」の文字だけずれます。 戻る